10月分から厚生年金保険料UP

投稿者: | 2014年10月2日

 

厚生年金保険料率が10月分から上がっており、平成29年まで保険料率が毎年UPすることは確定しています。

<日本年金機構HP> ⇒ http://www.nenkin.go.jp/n/www/index.html

多くの企業は翌月の給料で前月保険料を控除しているので、10月給与明細の厚生年金保険料の金額は9月と同額、11月から増えてることになるでしょう。毎月定額の給与をもらっている人は手取り額が明らかに減ります・・・

 

具体的にどれくらいUPする?

さて、じゃあ実際どの程度上がるのかを試算して見たいと思います。厚生年金のみに加入している場合を想定しています。厚生年金基金に入っている方はそちらの保険料率もチェックしておくことをおすすめします。

<35歳 月収300,000円(標準報酬300,000円)>
平成26年8月分の厚生年金保険料
300,000 × 8.56% = 25,680円

平成26年9月分の厚生年金保険料
300,000 × 8.737% = 26,211円
となります。

1ヶ月の額は微々たるものですが、年間ではいくら上がることになるでしょう?
(26,211円 – 25,680円) × 12 = 6,372円
となります。

年間でこれですが決して小さくはないですよね、そしてまだ上がり続ける予定ですので・・・。そして被保険者である労働者だけでなく、会社も同額保険料の支払いが増えることになります。

つまりこの例の人が10人いる会社は、年間の社会保険料負担が63,720円、100人いたら637,200円ですから会社としても負担はかなり大きいものとなります。今後パートの加入要件も緩和される見込みですし、結果として会社の負担は一層大きくなると考えられます。

 

何かしいら自分でも準備が必要

少子高齢化による労働力不足により保険料を納める人よりも、受給する人の方が増えるスピードが早いです。いくら保険料をUPしたところで給付額を減らす、支給を遅くするという対応をしないとお金がいくらあっても足りません。そして日本人の平均寿命は延びる一方なので、平均受給期間も長期化しているのではないでしょうか?

若ければ若いほど損をする年金制度。抜本的な改革がされる日はくるんでしょうか・・・。お金なのか、稼ぐ手段を身につけるのか、老後の対策を何かしらしておく必要性を感じます。