日本語人材インドネシア人インタビュー5(留学生・日本語学校③)

投稿者: | 2015年4月7日

 

5人目のインタビュー概要です。

 

日本語学校留学生

【日本語能力】
日本語能力検定:N2

【日本滞在予定期間】
5年間(現在4年目)

【滞在目的】
奨学金による留学

【アルバイトと収入】
アルバイト ⇒ している

【生活費(月)】
(日本語学校時代)
場所 ⇒ 大阪
家賃 ⇒ 28,000円
水道光熱費 ⇒ 電気代1,500円くらい、水道代無料
食費 ⇒ 多い時で20,000円程(付き合いでの外食でも多いため)

(専門学校時代)
場所 ⇒ 東京
家賃 ⇒ 35,000円(光熱費込)

【卒業後の進路】
日本語学校卒業後は専門学校に入学。
専門学校卒業後4年制大学に編入し、卒業後は日本で仕事を探す予定。

 

インタビューからわかること

今回お会いした方はちょっと衝撃を受けました。これまで何度も普通ならくじけてしまうであろう環境から、最後の最後のチャンスでつかみ取った奨学金で留学している方でした。

日本語学科で日本語を勉強する道もあったものの、ひょんなことから結局日本語学科では勉強をしておらず、そして大学も卒業しないまま、1%にも満たない狭い競争率を潜り抜けて奨学金をもらいながら日本で今生活をしています。

1年の日本語学校での日本語学習を終え、勉強をしたい事があったため専門学校に入学。この専門学校の試験は日本人と同様の試験を受けて合格しての事です。そしてこの春からはさらに大学に編入してキャンパスライフが始まりました。

日本語学科に合格をしてはいたものの、結果として日本語を専門的に学習していたわけではありません。しかし、3年日本で生活している彼女の日本語は、イントネーション含め日本人と遜色ない程の日本語でした。奨学金の合格率は、その時約0.4%というとんでもなく狭き門だったそうです。その門を潜り抜けてきただけあり、その能力をインタビューをしながら感じた気がします。

インタビューを重ねるごとに感じる、日本にいるインドネシア人の日本語力とインドネシアで会った多くの日本語学科の学生達の日本語。今後彼らに対して私はどのような事を伝えていけるのか・・・、これを考えるとあまり良い事を伝えられる気がしない、というのが正直な気持ちです。

しかしこのインタビューを通じって知った現実や事実を彼らに伝えるのは、40以上の大学と接点がある私がやるべきものであると考えています。そのためにも、よりいろいろな情報を集め彼らに伝えていけるようインタビューを続けていきたいと思います。