日本語人材インドネシア人インタビュー6(日本企業就労者①)

投稿者: | 2015年5月6日

 

 

その後もインタビューを続けており、日本に滞在しているインドネシア人の方のスタイルや費用等の情報も集まり、さらに縁あって出会った方から更に繋がりが広がったりと、始めるまで考えていなかった良い効果も出てきました。

今回はまだご紹介していなかった日本での就労者についてのインタビュー概要です。

 

日本企業就労者

【日本語能力】
日本語能力検定:N2

【日本滞在期間】
半年(ビザは更新される予定)

【滞在目的】
就労

【生活費(月)】
場所 ⇒ 神奈川
家賃 ⇒ 1万5千円(会社の補助あり。なければ5万円~6万円が相場)
水道光熱費 ⇒ 無料
食費 ⇒ 8千円ほど(寮で食べれば無料)

【今後】
インドネシアに工場建設中の為、それが完成すれば帰国の可能性もあり。それまでは経験を積み続けたい。

 

インタビューからわかること

今回は日本の会社で勤めている方のインタビューです。

現在は製造業の会社にて、翻訳や通訳のお仕事に携わっているという事です。インドネシアにて大学院へ行き、お仕事を経験されてから日本の企業に就職したそうです。

今回の方は私がインドネシアで回った大学の出身者です。つまり日本語学科出身者のひとつのキャリアモデルになりうるのではないかと思います。これは次回以降のインタビューでご紹介するかもしれませんが、日本語学科の日本語学習者の日本での就職は私が考えていたより簡単な事ではなさそうです。

もちろん日本の仕事に就きたいのであれば、日本語人材として他の外国人との競争となる事はもちろん、日本人ともそのポジションを争うという事を意味します。待遇等のおりあいで企業がどのような人材が良いか?と考えた結果、彼もその仕事に就けたというわけです。

相対的にコストが高い日本人よりも、ホワイトカラーに就ける外国人労働者はまだ増えるでしょうし、優秀な若者が多いインドネシアを含む東南アジアに対して企業は熱い視線を向けています。一方でこれは日本人、特にスキルが未熟な若い日本人にとっては大きなライバルとなるでしょう。

今後の日本の就職事情を含めていろいろ考えさせられるインタビューでした。

また、まだご紹介していない就労者インタビューの方もそうですが、皆さんかなり良い待遇の中で仕事ができており、満足度は高いようです。

賃金が目立って良いという訳ではなく、労働時間、休日、福利厚生といった広い意味での労働条件が聞いていて恵まれていると感じます。もちろん賃金は母国に比べると相当もらっているのは間違いありません。しかし、それ以上に違う所での働きやすさが目立つ、という感じです。

お話を聞いた方が比較的大きい会社だという事ももちろんあると思いますが、このようなところにも雇う側の彼らに対する期待や、考え方が必ず表れてきますので今後も注目してインタビューをしていきたいと思います。