日本語人材インドネシア人インタビュー7(日本企業就労者②)

投稿者: | 2015年5月6日

 

前回に引き続いて、日本企業勤務者のインタビューです。

 

日本企業就労者

【日本語能力】
日本語能力検定:N3

【日本滞在期間】
4か月

【滞在目的】
就労

【生活費(月)】
場所 ⇒ 東京(23区外)
家賃 ⇒ 1万円(会社の借り上げ)
水道光熱費 ⇒ 1万円
食費 ⇒ 3万円程。週末の付き合い等で別途1万円程

【今後】
経験を積み、日本人と結婚し家も買い社長になりたい。

 

インタビューからわかること

前回に引き続き今回も日本企業で就労中のインドネシア人インタビューです。ただ前回と異なるのは、日本語学科出身ではないものの日本で就労している方でした。

上にも書きましたがまだ日本に来て4カ月程度で日本語学科も出ていないわけですから、普通に考えるとまだ日本語は簡単な内容が話せる、わかる位が普通ではないかと思いますが、既にN3も取得しておりインタビューは日本語でする事ができました。しかもその日本語はかなり上手だったため本当に驚きです。

この方はとある日本で開催されるジョブフェアに参加した事がきっかけで、その参加企業に就職が決まったそうです。と言ってしまうと簡単なんですけれども、そもそも日本に来る事自体が困難です。聞かせてもらった数から考えるとせいぜい希望者の2%の人が来れるか来れないかという感じです。

日本での滞在は約1週間で、イベントに関する本人の費用負担はないそうですから、選ばれし人だけが来れますし皆さん優秀である事はまちがいないでしょう。出会った最初に日本語が上手なのに驚きましたが、話をしていくにつれて納得しました。

会社でのお話についてですが、勤務先は大きな会社のグループ企業という事もあり、前回の方同様めぐまれた環境で働けているようで本人も満足しているようでした。

家賃、水道光熱費、食費と生活に最低限必要な費用が約5万円程度ですから、区外とはいえ東京に住んでいる事を考えればかなり生活費は抑えられていると思います。

そしてまだ入社して間もないというだけでなく今後もそれ程残業がないという話でしたから、労働環境についても特に悩む要素はなさそうな印象でした。

まだ就労者には多くお会いできていないものの、とりあえず実施した方の満足度は高く、日本人と比べて好待遇という訳ではないですが、当然ながら母国に比べれば良い待遇で働いています。

今までインタビューをさせていただいた主に学生の方や就労者数名の話を聞かせていただき、インドネシアで考えていた日本語学習者が日本語を活かせる方法は、思った通りにいかなそうな事を実感し始めています。

しかし、私の考えの原点は変わっていませんので、想定と現実が異なっている事がわかったのもインタビューを実施したからこそであり、そこからわかった事を踏まえて、何ができるのかについて引き続き考えて実行に移していきたいと思います。